
2023年2月20日(月)、JALの事業開発およびイノベーションの拠点である「JALイノベーションラボ」にて、JALとして打ち出す新事業「 TOKYO SAUNIST」のサービスリリースイベント記者発表イベントが執り行われました。
当日はメディア各社に加えて、開発にあたってご協力いただいたパートナー企業さま、都内温浴施設の皆さまなど総勢80名の方々にご参加いただき、会場は熱気に包まれました。
開催日時:2023年2月20日(月)14:00~17:00
開催場所:JAL Innovation Lab
主催:日本航空株式会社、アクティア株式会社
パートナー企業:アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社、サムスン電子ジャパン株式会社、ジック株式会社、株式会社テルマー湯
参加メディア:22社
参加者総数:約80名(関係者含む)
当日は13:30に会場したのち、第1部、第2部に分かれて、以下のタイムラインで進行しました。
第1部 サービス発表の部
14:15 開会、ご挨拶
14:20 新サービス発表、概要説明
14:45 デモ披露
15:00 実証実験のご報告(特別ゲスト:テルマー湯さま)
15:10 今後の展望について
15:20 質疑応答
15:45 フォトセッション
第2部 デモ体験、個別質疑応答の部(任意参加)
16:00 デモ体験、個別質疑応答
17:00 全プログラム終了
当日の様子を余すことなくお伝えしてまいります。
13:30 開場
13:30に開場すると、続々とメディアが集結。14:00近くになると以下のとおり会場はほぼ満席状態に。

多くのカメラ、報道陣に囲まれ、いよいよサービスリリース記者発表が開会されます。

※参加者へのご案内をする総合司会の加藤 智春(日本航空 イノベーション推進部(兼)客室乗務員)
14:15 第1部 サービス概要説明
14:15、いよいよサービスリリース記者発表イベントの開会!
オープニング映像が終わると、日本航空 斎藤 勝(イノベーション推進部 部長)のご挨拶から。
JALとして目指していくイノベーションや新サービスの狙いなどについてプレゼン。


サウナマーケットのポテンシャルに始まり、開発の背景やコンセプト、なぜJALとしてサウナ事業に進出するのか?といった点などを力説。
そして、遂に「TOKYO SAUNIST」という新サービスのブランドが発表されます。
続いて新サービスの仕組みやテクノロジー活用について、協業パートナーであるアクティアより北野 幸雄(アクティア株式会社 代表取締役)が登壇。

これまでアナログ中心だったサウナマーケットで「サウナ室の人流把握や混雑状況をテクノロジーで可視化する」、といったコンセプトや仕組みはとても斬新で、それをJALが新事業として仕掛けているという点で、サービスリリースのパートから多くの報道陣がカメラを構えたり、メモを走らせていました。
14:15 第1部 サービス概要説明
続いてデモ披露パートに移ります。今回のサービス開発にあたり制作した「β版」をご紹介しながら、TOKYO SAUNISTのサービスをより分かりやすく解説していきます。

※この日のために、JAL Innovation Labに特設した「サウナモックアップ」。

サウナモックアップを活用し、人の出入りがモニターにどのように表示されるかを実演します。


外気浴エリアも特設し、サウナ室前のモニターと外気浴スペースに設置されたモニターがリアルタイムで同期されている様子を実演。

続いて、温浴施設管理者向けのアナリティクス(分析ダッシュボード)や、ユーザー向けアプリについては、ステージ上で実演紹介。

15:00 実証実験のご報告 JAL×テルマー湯 対談
デモ披露のあとは、実証実験のご報告に移ります。今回、実証実験にあたっては、新宿テルマー湯さまから場の提供と各種サポートをご支援いただきました。
テルマー湯の垣花さまをお出迎えし、対談形式で報告を行いました。


15:20 メディアからの質疑応答
第1部の終盤は、ご参集いただいたメディア各社さまからの質疑応答タイムに入ります。
序盤から大変多くの質問があがり、予定していた時間を超えての質疑応答パートとなりました。


ちなみに一例としてこのようなご質問が寄せられました。
- サービス開発にあたり他のテクノロジー候補はなかったのか?なぜ3D-LiDARセンサーを採用したのか?
- 初期導入施設はキャンペーンとして初期費用無償で展開していくとのことだが、キャンペーン終了以降はどのような金額感で展開していくのか?
- 各アプリケーションでどのようにビッグデータを連携して、どのように活用されていくのか?
- JALとして「サウナ施設」そのものを運営していく予定はないのか?
- 「TOKYO SAUNIST」という名前だが関東圏以外は対象外か?全国に展開していく(拡げていく)予定はあるのか?
などなど、多くのご質問をいただきました。
15:20 メディアからの質疑応答
第1部の終わりには、開発にあたりご支援いただいた各パートナーの皆さまと、フォトセッションを行い、第1部を終了いたしました。


左から、
・株式会社テルマー湯 代表取締役社長 鈴木 隆太さま
・ジック株式会社 取締役部長 安藤 憲一さま
・日本航空株式会社 イノベーション推進部 部長 斎藤 勝
・日本航空株式会社 イノベーション推進部 事業開発担当 岡本 昂之
・アクティア株式会社 代表取締役社長 北野幸雄
・サムスン電子ジャパン株式会社 CMO 小林 謙一さま
・アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社 アリババクラウド・ジャパン・カントリーマネージャー ユニーク・ソンさま
なお、以下よりサービスリリースにあたっての各社コメントが確認できます。
16:00 第2部 デモ体験・個別質疑応答
16:00からはデモ体験および個別質疑応答として、参加者の皆さまにはお時間の許す限り任意でご参加いただきました。
デモ体験エリアは以下の4つのエリアをご用意し、参加者の方々に楽しんで体験していただきました。
A:サウナモックアップエリア(センサー機器とリアルモニターを設置)
B:外気浴モックアップエリア(大型リアルタイムモニターを設置)
C:アナリティクスエリア(施設管理者向け分析アプリケーションが操作できるPCを4台設置)
D:モバイルアプリエリア(ユーザー向けアプリが操作できるスマホ11台を設置)
サウナモックアップエリアはテレビ局をはじめとしたメディア関係者の方を中心に人が出入りする様子やいろいろな角度からモニターやセンサーなどを撮影しておりました。


管理者向けのアナリティクスアプリケーションやユーザー向けアプリを展示しているエリアでは、多くの方が食い入るように操作体験をされていました。イノベーションラボのスタッフが丁寧にご案内させていただきました。




※管理者向けアプリケーションの展示。ビッグデータをもとにクーポン等を活用した混雑の平準化や効率的なスタッフ配備が可能に。サウナ施設にとってとても魅力的な機能であるなどといった感想をいただきました。
その他、個別の質疑応答では多くの報道陣が詰めかけ、17時まで終始会場は賑わっておりました。


17:00 全プログラム終了
当日は大盛況に終わり、JALとして新たに展開する新サウナ事業に多くの関心が寄せられていることを感じました。
これからもJAL Innovation Labは、JALグループの事業開発部およびイノベーションの拠点として、多くの事業を創出してまいります。
また、この度リリースさせていただいた「TOKYO SAUNIST」についても、サウナマーケットの新たなスタンダードとなるべく、一丸となって事業運営してまいります。

なお、TOKYO SAUNISTは4月下旬より「スタートアップキャンペーン37」を展開中です。とてもお得な内容になっておりますので、ぜひこれを機にご検討のほどよろしくお願いします。キャンペーンや導入に関するご相談は「お問い合わせフォーム」にて承っております。